2014年08月28日

「宿題代行業」という商売

教育評論家の尾木ママが、宿題代行業に対して批判しているニュースを読んだ。


「宿題代行業」とは、子どもの宿題(読書感想文とか、工作とか)を有料で代わりにしてくれるという商売らしい。


以前某TV番組で美人女医で有名な西川 史子さんのことをやっていて、西川さんが子供の頃、母親が西川さんを勉強に専念させるために絵画や工作などの宿題はプロにお金を払って頼んでいたというエピソードを紹介していて、正直びっくりしたのだが・・。


現代はそれがビジネスとして確立されているのかということに二重に驚いたし、複雑な気持ちになった。


宿題代行業を利用する親もまた、西川さんの母親のように、「受験のために必要な勉強に専念すればいい。


その他の勉強(絵画とか工作とか)は不要」という考えのひともいるのかもしれない。


でも、本来の意味での子どもの教育という面からいえば、感想文を書くことも、絵を書くことも、とても重要で、大切なことだと私は思う。


また尾木ママが主張するように、「お金で面倒なことは解決できる」という偏った価値観を子どもの中で育ててしまうのではないかと、心配である。


「面倒でも、自分に課された宿題は自分でちゃんと片付ける。」それを子どもにさせることは、とても大事な教育だと私は思う。
  

Posted by あんねっち2 at 19:51Comments(0)日記